1999.12.23 有馬記念
例年、年度代表馬の名誉がかかる有馬記念ながら、今年は、春秋天皇賞連覇にジャパンカップ制覇のスペシャルウィークが1999年度の代表馬当確。ここ引退レースで、スペシャルは、流してくるだけ。
宝塚記念で、スペシャルを子供扱いした、グラスワンダー。前年有馬記念馬で、連続ファン投票GT制覇を3に伸ばせるか。まさか。
話はかわりますが、今年一番すばらしかったレースは、やっぱり、「三強死闘」ともいうべき、ダービー。飼ったアドマイアベガは、出走しないもののナリタトップロードとテイエムオペラオーが出走。先行馬不在のスローペース。前に位置取りできるナリタトップロードが、断然有利。中山競馬場のゴール前を震撼とさせた皐月賞のテイエムオペラオー。休み明けで、ツルマルツヨシ・目白ブライトに迫った京都大賞典のレースを思い出せば、現時点なら、すくなくとも、スペシャルウィークと実力遜色ない。
4歳2強が混戦の直線をぶち抜くと見る。
世代交代で、今年の有馬記念は、超簡単。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。のハズ。
スローペースのゴチャツク流れ。立ち回り恵まれれば、実力以上の成績だせる可能性高い。今度は、前に位置取って、スタミナにまかせるメジロブライト押さえたい。
レース結果(良馬場)
今年最高のレース。直線ツルマルツヨシが内から手応え抜群で先頭に立った瞬間、グラスワンダーが外から差す。その外から、スペシャルウィークが猛追。内からは、テイエムオペラオーがぐんぐん迫る。4頭なだれ込むゴール。グラスワンダー鼻スペシャル首テイエム。
1999.11.14 ジャパンカップ
「太湖のほとり」無錫に「虎丘」がある。「東洋のピサの斜塔」と呼ばれる塔の観光地。実は、この「虎丘」に、先々週行って参りました。ガイドさんの話では、塔は、虎の尻尾にあたるとのこと。塔の立つ丘が、虎の胴体で、丘のふもとにある寺の門構えが、虎の頭。フゥゥーム。尻尾のタワー、確かに、かしいでしました。
閑話休題。
「虎丘」ことタイガーヒル。ドイツの5歳馬。父は、ディンヒル。「ヒル」の由来は、わかるけど、「虎」の由来は、祖母、ティグレス(タイグレス)シルバーからか?
馬名に思い入れして、タイガーヒル本命とします。成績も、一昨年のジャパンカップで、4着したドイツ馬「カイタノ」と勝ち負けしているし、ヘリヤー騎手もJC初参戦ながら、「芸術的」手腕との評価をうけているようなので。
相手は、日本馬では、グレードT勝ち馬でないと、JCでは、連対していないことから、今回のメンバーで資格のあるのは、スペシャルウィークただ1頭。と断言しようとおもったが、まてまて3歳GTながら、スティンガーがいた。(オークス馬ウメノファイバーもいるけど、雌馬限定レース・タイプとみて、とりあえず、無視)
サンデーサイレンスの子供が、日本で活躍していることを世界に発信してもらいたいので、本線は、虎丘とスティンガー。あとスペシャルから。
今年は、外国馬そろっているので、調教ぐあいと相談。エルコンドルパサーを打ち破った凱旋門賞馬モンジューは、強烈。このタイプ、これまでのJCでは、必ず、人気を裏切ってきた「ジャパンカップの法則」があるが、「今度こそ」という雰囲気。
レース結果(良馬場)
香港も中国でした。前走、短距離凡走も、たたき一変。このパターンで、活躍していた。日本馬1番人気から外国馬へ流す、ジャパンカップの典型的パターンで、万馬券。スペシャルウィークも、すばらしいけど、4着とはいえ、モンジューもさすが。すばらしい馬体゜は、ホレボレさせられた。
来年も来てほしい。
1999.11.7 菊花賞
今年の三人、でなくて、三強は、去年の三強より、すごみがある。
京都新聞杯後のOKの印象「21世紀まで続きそうな3強」のとおりです。
とういわけで、春から一押しのテイエムオペラオー。
スローペース確実、あがりの早い決め手勝負確実、かつ、長丁場に必要な「内内まわれる」素直な気性、血統も文句なし。騎手の和田くんも、長距離レース上手。ダービー3着、前走3着ともに、「勝ちに行った」「休み明け古馬混合」と理由はっきり。
相手は、アドマイヤベガ。これだけしか、馬券うっていないのでは。
レース結果(良馬場)
ナリタトップロート゜3番人気が、内から早め抜け出し粘りこむ。オペラオーするどくせまるも、時すでに遅し。21世紀まで続きそうな「3強」で、3冠を5連対。
1999.10.31天皇賞
5歳「3強」スペシャル、セイウンスカイ、キングヘイローが、揃い踏み。プラス常連ブライト、ステイゴールドなどが「これまで」の馬。
対して、ここ重賞2連勝ツルマルツヨシ、これに拮抗するメイショウオウドウ、マイラー路線から、エアジハードに、あと底みせていないクリスザブレイブが「これから」の馬。
天皇賞・秋は、レースの特徴が、つかみづらく、万馬券続出。有力各馬いずれも、予想上の決め手がないので、アプローチを変えてみる。
平成天皇、在位10周年。異常に揃った、社台系のスペシャルほか各馬、天皇賞に、縁の深いメジロの馬、同じく大牧場西山のセイウンスカイは、遠慮してもらう「馬主さんのためのレース」とみて、3強から「キング」を選び、「メイショウ」「ホッカイ」「ツルマル」「ダイワ」へ。ついでに、休み明け東京の良馬場で、すごい末足を発揮したことがある「ユーセイ」。人気薄の逃げ馬「アンブラスモア」もおさえ、大波乱秋華賞の再現も。
レース結果(良馬場)
「これまで」の馬、武豊スペシャル1着、僅差で熊沢ステイゴールド、エアジハード、スティンガー、セイウンスカイ。マイナス16キロのスペシャルは、武豊くんも、びつくり。1分58秒ジャストで決まるハイペース。上位4頭は、サンデーサイレンス、社台系の馬ばかり。秋の天皇賞らしく、セオリーなしのミステリアスな結果。
1999.10.24 秋華賞
予想
人気順を予想すれば、1番トゥザビクトリー武豊、2番河内ヒシピナクル、3フサイチエアデール福永、4番岡部エアザイオン、5番オークス馬ウメノファイバー、6番レッドチリペッパー、7番マイネレジーナ、8番乗替わり四位のゴッドインチーフの順か。
人気上位馬は、それぞれ、立派な戦跡を残している。とともに、のぼり馬エアザイオンを除き、物足りない戦跡もあわせて、残している。
こんなレースは、あたれば、好配当。「上位拮抗ならば、中位人気から」のパターンで、決まりそう。
京都内まわり2000m。先行有利で、一応トゥザビクトリーに人気が、集中する。しかし、ビクトリー秋緒戦のレースが、はっきりいって、変。軸候補にしずらい。
戦跡から、魅力感じるのは、マイネレジーナ。ステップレースに、重賞とはいえ、わざわざ、東遠征し、軽めのクイーンSに登場して、かつ、勝ち馬エアザイオンをかわしそうなコ゜ール前の脚勢。器大きい。夏のノボリ馬を、休み明けで追い詰めるのだから、エアザイエオンより、性能上位は、確実。
相手は、上記の6頭と、先行、メジロビクトリアとします。除外の公算大もスーパーアフリートを筆頭に、出走全馬、買い材料あり。難解レース。
結論
マイネレジーナを軸に、トゥザビクトリーからゴッドインチーフまでの上位人気馬。プラス、下位人気馬を適当に流して、相当な配当奪取を期待してよいレース。
レース結果(良馬場)
河内ヒシピナクルが、先行馬をまくりきったところを、ブゼンキャンドルが、つづいて、クロックワークが、大外を差す。「相当な配当奪取」を超える9万4630円の超万馬券。
前くずれ気配を感じて、ブゼンキャンドル軸にヒシピナクルを本線として300倍、700倍のふくめ、何点か持って観戦。ヒシピナクルとブゼンキャンドルで、86倍、一家そろって万歳、万歳だったのに、万歳の三唱めが、ああ無情というか、ブゼンたる結果。マイネレジーナも、1.2着馬と同じく、後方に位置していたものの、内からで、突破できず。
1999.10.3 京都新聞杯
予想
4歳「三強」の休み明け2頭、アドマイアベガ、ナリタトップロード。いずれも、実質的には連帯率100%といえる成績。オースミブライトから2点、これで、決まり。特に、ナリタトップロードは、本番「菊花賞」の距離疑問のタイプで、2200mのここが本番。
5番人気ぐらいイブキガバメントが魅力。母ロジータは、南関東史上最強と呼ばれた雌馬。産駒は、大物そうで、いまいちが続く。そろそろ、爆発しごろ。
4歳「三強」の1頭テイエムオペラオーの京都大賞典の成績を踏まえれば、オースミから2強への2点の本線で十分。このところ、ミソつけっぱなしの武豊くんのアドマイアベガとの比較では、トップロード。トップロードにとつて、距離的に、「ここ本番」とみれば、オースミプライトとの組み合わせ濃厚とみる。
レース結果(良馬場)
直線外をアドマイアベガとトップロードの2強がたたきあい。オースミは、1コーナーと向こう正面で、かかる。スムーズな流れにのれず、直線は、内で、往き場所が不自由の末6着。マイラー路線への転進が、これで確定?イブキガバメントは、先行十分も、直線失速。
ことしの三強(アドマイアベガ、テイエムオペラオー、ナリタトップロード)は、21世紀まで、続きそう。
1999.9.26 ローズS
予想
4歳秋緒戦。神戸新聞杯は、春のクラシックから唯一頭参戦、休み明けのオースミブライトが、貫禄を示した。
牝馬戦線は、どうか。トゥザビィクトリーをはじめ、ハギノスプレンタ゜ー・フサイチエアデール・エイシンルーデンスとクラシック・ロードをにぎわせた乙女たちが参戦予定で、神戸新聞杯と異なり、早くもトライアル本格化。
とはいえ、暑い日の続くこの時期、なんといっても、夏使っているほうが、有利。
で、1番人気は、武豊トゥザビィクトリーとして、2番人気は、もともと、春のレースぶりが、迫力たっぷりのヒシピナクル。「女傑」ヒシアマゾンの妹で、前走、小倉条件楽勝。神戸新聞杯3着ラスカルスズカより、ここでは、信頼度高い。
予想氏OKとしては、7番か8番人気か、スーパーアフリートを応援する。OK夏休み中に、デビューしていたので、この馬のレースをみていないため、無責任しごくですが、今年の桜花賞馬プリモディーネと同じアフリートを父とする「夏ののぼり馬」を推します。
理由は、上記に加え、「母が、スーパーショットである」ことと、前2走相手関係をさておき、2連勝している点(「牝馬は負けるまで買え」鉄則)、阪神コース大型馬優位の帰納的法則です。
母スーパーショットは、偉大なメジロラモーヌの三冠達成レース、エリザベス女王杯であと一歩のところまでラモーヌを追い詰めたました。じつは、このレース、京都競馬場でラモーヌとの1点で観戦し、特におもいいれのあるレースのひとつです。母も500キロを越す大型馬でしたが、アフリートとの間で生まれた、この娘も、阪神コース向きの大型。
また、大阪在住の予想氏OKが、唯一新潟競馬場におりたった平成7年夏、スーパーショットの娘スーパーアフリートの姉ミッドウィシングに遭遇しました。ミッドウィシングは、腰が甘く、オープン馬まで、いきませんでしたが、もう一皮むければ、という雰囲気がありました。
で、ローズS。私は、スーパーアフリートから、大胆に万馬券ねらいで流したい。相手組み合わせとしては、ヒシピナクル、トゥザビィクトリー、メジロビクトリア、マルカキャデイ、エイシンルーデンスの順。
レース結果(良馬場)
武豊トゥザビィクトリー先行押し切りと見えたところを、河内ヒシピナクル、福永エアデールが、順に差す。スーパーアフリートは、インコースで、不完全燃焼の6着。バテナイレース振りに、距離のびて期待。ただし、GT出走には、賞金面が課題で、運を天に祈る。
199.9.16神戸新聞杯
予想
人気分け合う、オースミブライトと三連勝ラスカルスズカ。取捨選択の問題。神戸新聞杯は、なんといっても、夏使っているほうが、有利とはいえ、900万条件どまり程度の馬も登場するので、実力オープン馬なら、でき90%がたで、ひねってしまう。
かたやラスカルスズカ。小生、競馬夏休み中の三連勝で、ラスカルのレースをまともに見たことがない。日曜日の中継で、過去三走のゴール前を流してくれたが、900万の条件特別をやっと凌いだという感じ。とはいえ、この時期の900万クラスを一戦で通過する4歳馬は、オープン馬ほぼ確実。
ほかでは、注目は、飯田テイエムチョウテン。坂路で、熱心な調教。おおばけも。
結局、3番人気になる安藤勝のフロンタルアタックをふくめ、オースミブライトから、ラスカル、チョウテン、フロンタルの三点まで。
レース結果(良馬場)
オースミブライト武幸四郎、大外まくりから、図ったような差しきり。ただし、一杯。押し出される形で逃げた武豊ラスカルスズカを直線合わせ馬を外側で凌いだ、安藤勝のフロンタルアタック3番人気が二着。テイエムチョウテンは、終始後ろで、じりじり。予想は、正解。
1999.7.11宝塚記念
予想
ここ2週の、阪神・日曜メーンレース、1番人気、2番人気で、人気順に硬く収まっている。そんなことが、3週連続続くわけがない。
また、連対率を4割超に戻した武豊・スペシャルウィーク。重馬場苦にしないタイプの安定形ステイヤーで、なんら死角なし。
しかしながら、「死角なし」という点が、おそろしいワナ。大好きな馬ながら、馬券は、別。おもいきって、はずす手も。
グラスワンダー。圧倒的1番人気の安田記念で、ゴール前、タルム。当日天気と同じで、暗雲ただよう。おなじく、おもいきって、はずしましょう。
とというわけで、本命は、GT初制覇で、インタビュー聞いてみたい29歳菊沢徳、7歳馬ローゼンカバリー。たたき3走めの前走目黒記念圧勝のレースぶりが、ついに一皮むけたぞ、という印象。今回メンバーで、もっとも勢いを感じさせる。サンデー産駒ながら、母系、レースぶりが、大器晩成タイプ。
予想の「結論」
ローゼンカバリー単勝。ひもは、スペシャル、キングヘイロー、ステイゴールド、マチカネフクキタル。
蛯ショー・4歳馬オースミブライトは、重馬場、うまいといえない。
スエヒロコマンダーは、斤量58キロが、こたえる。
レース結果(良馬場)
走っていたのは、2頭だけ。1着グラスワンター。スペシャルを前において、悠々たる追走。武豊なすすべなし。他の馬、もっと「なすすべない」
1999.6.27マーメードS予想の「結論」
重賞の格つけのない、牝馬限定オープン特別。マーメードS。レース条件が別定重量で、かつ、頭数も揃わない時期の施行めため、実力とデキを総合して、すなわち、人気どおりに収まる確率の高いレース。人気順では、1番人気 笑顔ヲミセテ 安田記念0.7秒差の6着。ここでは、断然のGTクラス。去年のこのレース、4歳唯一の挑戦で、しぶとい3着。ここ、貫禄を示す舞台。2番人気 襟裳エクセル 昨年のオークス馬。レースがごちゃごちゃするとき、不利を受けやすい足跡をのこしているものの、ゆったり流れそうな今回、スルスルと好位につけて、直線たたきあいに持ち込める。3番人気 菊のスカーレット 武豊で、5-0-0-2の経歴は、立派。だだし、2000mも阪神もはじめて。血統・馬態とも、1600までのタイプ。今回は、見送りが妥当。4番人気 ゲイリーイグレット これも、菊のスカーレットと同じ。5番人気 ランフォザドリーム 6歳で、かつ、今期の成績が、イマイチ。去年のむこのレースの勝ち馬。血統敵にも、もう一暴れあってもおかしくないものの前走の内容が悪い。
笑顔と襟裳の真っ向勝負の1点。
結果(重馬場)
1番人気 襟裳エクセル。2番人気 菊のスカーレット。3番人気 笑顔ヲミセテの人気の順に1.2.3着。「荒れない、牝馬重賞」の予想は、ぴったりだったが、人気の順番がまちがっていた。それにしても、ファンの慧眼と武豊に脱帽。
1999.6.13安田記念
予想の「結論」
ねらいの馬は、次の4頭。
タイキブライドル。岡部騎乗。たたき4走め。父スリルショーの最高傑作。5歳馬、大幅に持ち時計短縮するタイプ。高速馬場でのレコード決着ランナーの資格十分。
アグクネワールド。兄ヒシアケボノは、3年前のこのレースで、逃げねばり、あわやの3着。こちらは、好位置からの粘り強い差足を繰り出す。戦跡格下も、このところ、なりをひそめている「森」厩舎。鞍上、武幸四郎で、大物食い、大穴演出資格十分。中京1200の高松宮杯5着は、どってことない。ムータティール。ドバイから参加。5歳馬、安定したヨーロッパ、マイル路線での実績。父エルマームルは日本のスピード馬場に適合しているダイイシスの系統。
ツクバシンフォニー。1分32秒代台の持ち時計ある。東京実績プラス連闘敢行で、買い材料タップリ。
圧倒的1番人気をはずして、マン馬券を手に観戦するのが、たのしいレース。
上記4頭のグルグル、プラス、外国馬同士(ムータティールとオリエンタルエクスプレス)
2番人気キングヘイローは、時計が?。3番人気シーキングザパールは、マイルが?。4番人気エアジハードは、堅実だけど、グレードTは?2着候補まで。5番ぐらい人気のシンボリインディは、4歳が?。
結果(良馬場)
圧倒的1番人気グラスワンダーが、どうしたことか、4番人気単勝17.7倍のエアジハードに最後の完歩で、ハナ差差し切られる。3番人気武豊シーキングザパールが3着。
1999.6.6第66回ダービー
予想の「総評」
去年、万馬券的中したので、今年は、たぶん駄目。当予想をはずすのが、予想の常道です。人気の順に各馬を批評すれば。
テイエムオペラオー。馬そのもの、レース振り、血統いずれも、名馬シンザンを思わせる馬。「すばらしい」の一言。ずっと応援したい。しかし、
ダービーでは、1着はない。
理由1。展開めぐまれない。去年、人気の逃げ馬星雲スカイが、つぶれた。今年は、メンバー的にスローな流れ確実。隊列の重心が、後ろにかかりすぎ。こういうときは、先行馬が、「してやったり」。
理由2。.騎手が若い。和田竜二君。乗れる騎手ながら、ダービーの重圧は、別。1番人気に圧死。
ナリタトップロード。皐月賞3着も、不満足なレース。去年のスペシャルウィークと同じく、弥生賞に勝ち、皐月賞は不満足の3着。ただし、こちらは、スペシャルウィークと異なり、体型、血統から2000m前後が適距離。騎手渡辺君も、和田君以上に超不安。結論「いらない」
アドマイヤベガ。武豊。皐月賞マイナス12キロで6着。変わり目期待できる。わからないときは、武豊。追い込み馬とおもいきや、母ベガ同様すんなり、4、5番手にすっと、つけてしまうのでは。
オースミブライト。オークス制覇の「蛯ショー」騎乗も、小回り巧者の雰囲気。東京コースの力勝負のクラシックは?マーク。
ペインテドブラック。43歳加藤。シリウスシンボリでのダービー制覇以来となるか。母の母シャダイアイバーは、オークス馬。SSに重厚な母系は、スペシャルウィークうりふたつながら、「真価は、秋」のタイプ。菊花賞か、5歳の春の天皇賞まで、静観か。
ブラックタキシード。42歳的場。先行タイプの優等生的レースぶり。名門尾形厩舎。ブルードメアにストームキャットが、はいって戦跡のわりに、人気にならない。こいつが、「伏兵勝利」のにおい。
マイネルシアター。「蛯ショー」が、乗り捨てて、当然人気薄い。「よこ典」さんが騎乗。オークス馬テンモンの孫。まだまだ、成長力ある。展開も有利で、最後まで、抜かせないシーンも有力。
結論
がんばりきる先行馬がいるはず。
1着候補は、アドマイヤベガ、ブラックタキシード、マイネルシアター。
「ダービー馬は、ダービー馬から」の箴言をひねって「ダービー馬は、オークス馬から」として、◎は、ベガの子、アドマイヤベガ。武豊ダービー初の「連覇」の偉業を達成も。
相手は、テイエムオペラオーとタキシードとシアターの3頭。
大穴で、ノーザンカピタン。わけのわからない馬の2着が、しばし起こるダービーのこと。前走成績は、目もあてられないが、休みあけのため、無視できる。プリプリの派手な馬体。騎手も、ノッテル、ノレテル後藤君。くれば確実におおきめの万馬券。ウァハハハ。
結果(良馬場)
武豊ダービー連覇。長い直線ゴールまでかたときも息きを抜かせず、寸前ナリタトップロードを差しきる。
そのトップロード、渡辺君が、レース前取材に「トップロードとの信頼関係は、自分が誰にもまけない。」のしっかりしたコメントと、様々な思いのいりまじったものであろうレース後のインタビュー時の涙は、感激ドラマもの。テイエムオペラオー、オースミブライト、ブラックタキシード含めレースそのものが、ずはらしいドラマでした。
1番人気トップロード2番人気ベガ3番人気オペラオー。ファンの慧眼に感心。当予想は、人気順もハズレながら、パドック気配のよさで、押さえることができました。へへへ。
1999.5.30第60回オークス
予想の「総論」
プリモディーネ 福永初クラシック制覇の桜花賞。福永落馬負傷で、オークスは、藤田に乗り替わり。力でねじふせた桜花賞のレースぶりから、牝馬春のクラシック連覇したベガあるいは、桜花賞1着オークス2着のファイトガリバーに似た雰囲気。去年ラティールで見せ場たっぷりの騎乗で、4着にもってきた藤田君。いける軸。
スティンガー 岡部。 前前走の桜花賞なさけないほどの下見でのイレコミ。前走のトライアル、勝ったものの格下12頭が1秒以内のゴールで、ぎりぎり勝、マイラータイプのフサイチエアデールを押さえたレース内容から、評判倒れの感。フサイチ、人気しそうなクロックワーク含め、同レースからの参戦馬は、不要とみる。
トゥザヴイビクトリー 武豊。薄てのステイヤータイプ。大跳びの省力走法。ペースもおちつきそうで、前前でこの馬らしいセンスあるレースに、すんなり持ち込めることができれば、大望まで。
河内ゴッドインチーフ。東京オークスで期待できる追い込み馬も、母系から、距離延長で、切れ鈍る。押さえ程度。
幸スターバイオレット。同じ追い込みなら、こちらのほうが、人気薄いので、妙味。関西の若手ジョッキーが、しばしば穴をあけるオークス。
結論
桜花賞上位から、オークス直行組が優位。
大欅の向こうから、プリモディーネが、トゥザヴィクトリーを目標に追い出す。図ったように差しきり。
そこへ、スターバイオレットが、猛然と割り込む。プリモディーネから2点で十分。あと、ゴッドインチーフひも。
結果(良馬場)
蛯名ウメノファイバーが、大外をしぶとく、のびきる。鼻、アタマ差で、トゥザヴイビクトリー、プリモディーネ。プリモは、足をあました。実力トップ明らかも、結果は、結果。いずれにしろ、3着まで桜花賞直行組。
1999.4.25天皇賞
予想の「結論」
荒れない天皇賞。
星雲スカイが1着なら、2着は、目白ブライトか目白ランバート。スペシャルウィーク着外。2点で、十分。
星雲スカイはずすなら、目白ブライト1着。2着はスペシャルウィークまたは、目白ランバート。以上4点まで。
結果(良馬場)
1着スペシャルウィーク武豊5度目の春の天皇賞。2着河内目白ブライト。やっぱり荒れない春の天皇賞。
1999.4.18 皐月賞1番人気は、アドマイアベガ。2番人気が予想される弥生賞馬、ナリタトップロード。サッカーボーイの仔と思えない、優等生的レースを続ける。大舞台の経験がないジョッキー渡辺が、唯一の不安材料。しかし、ここは、「馬に教えられて、腕が上がる。」内目の枠なら、じっとしているだけで、馬が勝手に、運んでくれそう。苦戦つづく毎日杯勝馬だが、追加登録のテイエムオペラオー。スタミナたっぷり。先々楽しめるのは、確実で、応援続けたい。休みあけも、一瞬うつっただけの前走パドックの気配が、めをひいたヤマニンアクロ。名前のとおり、「悪路」なら先行しぶとい。結論皐月賞は、なんと言っても、弥生賞組から。
当日、雨予想。時計かかる前提で、◎マイネルシアター ○ナリタトップロード ▲テイエムオペラオー △ヤマニンアクロ魅力ある良血馬ぞろいの一戦。競馬を長く続けていた甲斐のある、こたえられないメンバーの戦いの幕開け。
結果(良馬場)
テイエムオペラオー和田竜二、4コーナー最外まわりの追い込みで、ゴール直前オースミブライトを押さえる。ナリタトップロード渡辺、じっとしていられず、2着をとらえきれず。それにしても、テイエムオペラオーの追い込み。皐月賞で、見たことない豪放な勝ちっぷり。
1999.4.11 桜花賞
「戦略的」舞台にのった世界の藤沢厩舎、岡部騎乗、「スティンガー」を、素直に、かつ、強力に勧めます。
相手は、4勝馬、「栄進ルーデンス」。武豊「房一エアデール」。以上3頭いずれも、サンデー産駒で、かつ、人気しますが、仕方がない感じ。割ってはいるなら、オークスで必ず楽しめることとなる血統と戦績、ゴールデンベル。土曜日、雨。日曜日、晴の天気予想も、変わりやすい「春の空」渋い馬場で、きっと台頭。
結果(良馬場)
パドックで、汗ボタボタ不愉快そうに周回するスティンガーを見て、がつかり。内内つくが、まったく見所なし。1着プリモディーネ。福永君G1初制覇。桜花賞馬らしい、可憐な名前。2着武豊フサイチエアデール。朝日新聞土曜日夕刊とともに、はずれにけり。
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