馬単3重勝でも簡単。菊花賞。


賞金3200万を超える馬、将来ともオープン馬が、たった二頭しか出走しない今年の菊花賞。グリーングラスのようなステイヤーがとびださないかと、血統うんちくに走るレースながら、平均ペースの上がり勝負も確実、騎手も信頼万全で、順当に収まる公算が大きい。
アグネスフライト。エアシャカールとのダービーの激闘は、忘れられない。アグネスの祖母、アグネスレデーは、OKが競馬をはじめ、ビギナーズラックでとった昭和53年の菊花賞、インターグシケン・キャプテンナムラで、枠連56倍。その秋の3歳デビューで、阪神競馬場で、可憐なレースを楽しませてくれた。桜花賞は、泥んこ馬場でホースメンテスコに逃げ切られたものの、混戦の2着、そして、オークスでは、本命での勝利。そして、桜花賞馬の娘を産み、そしてダービー馬アグネスフライトにつないだ「名牝」。
フライトが菊花賞とれるかどうかは別にして、春のコロンとした体型が相当すっきりしてきて、臨戦過程も好感がもてて、連の軸、鉄板。
エアシャカール。母方の血統危ぶむ声もあるが、すらりとした体型、これまでのレースぶりから心配無用では。2400と3000との間には、壁があり、仮にハイペースになったときの最後のふんばりがきくか、一抹の不安はあるものの、去年のラスカルスズカをもたせた武豊。やっぱり勝ち負け。
3着は、出てくれば連闘のロイスジュニア。ハイペースなら、2着もあり。
あと、大崩れのない、イコール、ステイヤー。トーホーシデン馬単3重勝でも迷わない。

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